イノベーション・キュレーター塾
Jun 1.2018

【第4期塾生を募集します!】イノベーション・キュレーター塾

組織を動かすイノベーターと、その支援者を育成する為に、2015年にスタートしたイノベーション・キュレーター塾。第4期生を募集します。皆さまの入塾をお待ちしております!
(ご応募の締切は7月31日です)

【第3期生のインタビューを掲載!】
○株式会社GSユアサ 島田順一さん
○株式会社エル・ティー・エス  小笠原知広さん(中小企業診断士)
○株式会社夢びと 中田俊さん(税理士・学び場とびら主宰)

【満席にて受付終了:7月12日にイノベーション・キュレーター塾の説明会を兼ねたイベントを開催します】
課題あふれる社会を動かす為に、何が必要なのか。イノベーション・キュレーター塾の説明と共に、SDGsをテーマにした、トーク&ワークショップをお届けします。
詳細はこちらから

【塾長参加の説明会を開催します】
[終了]7月3日(火)19時~20時半@ナレッジサロン(グランフロント大阪)[定員10名] ※詳細
[残席あり]7月18日(水)19時~20時半@キャンパスプラザ京都 2階和室[定員10名] ※詳細

【第4期塾生を募集します!】イノベーション・キュレーター塾

持続可能な社会の実現を目指す、“四方よし”ビジネスの支援者になりませんか?

※四方よし=三方よし[売り手よし、買い手よし、世間よし]+未来よし


近年、大量生産・大量消費型社会が限界を迎えたことやグローバル化により、安さで勝負する価格訴求型のビジネス手法が通用しづらくなり、どの業界でも、新たなビジネス・スタイルが模索されています。また、東日本大震災を契機として、食や暮らしから社会システムに至るまで、真の安心・安全を求める声が高まりつつあるなど、企業を取り巻く価値観も変化しています。

そのような中、ソーシャルビジネスと呼ばれる、社会的課題の解決にフォーカスして新たなビジネスチャンスを見出し、事業を発展させている企業の取組が、世界で、そして国内でも広がっています。これからの経営には、複雑に絡み合う社会的課題、人口動態や技術革新、そこから導き出される未来予想など、多様な情報の海から未来を実現するための鍵を拾い上げる「キュレーション力」が必須条件となると私たちは考えています。

当研究所では今年も社会的な課題をビジネスの手法で解決し、持続可能な社会づくりを目指す「イノベーション・キュレーター」を養成する塾を開講します。
いま必要なのは目前の課題に対する単なる答えではなく、的確な問いを立て、その答えを導き出せる「型」を体得すること。イノベーション・キュレーター塾では、塾長と5名のゲストスピーカーとのセッション、塾生同士の学び合いを通し、塾生ひとりひとりが答えを導き出す手法を身に付けられるよう、学びの場を提供します。

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フライヤーのダウンロードはこちらから


■カリキュラム

イノベーション・キュレーター塾では、インプット型の学習だけではなく、塾生同志のディスカッションおよび塾長やゲストスピーカーのクリティカルな問いの投げかけにより、私たちのイメージする「イノベーション・キュレーター」に近づいていただくことを目指しています。講義のプログラムは塾生の学びの深度やゲストスピーカーによって毎回変わりますが、以下の4つの体験を通しての学びの場を準備します。

Ⅰ.ソーシャルイノベーターに触れる-ゲストスピーカーと塾長のセッション

ユニークな経歴のゲストスピーカーがどのようなビジネスに取り組んできたのか、何を目指して、物事を進め、新たな視点を得たのか、そこから見えてきたものはなにか、そして、その後ビジネスがどのように変化発展していったのかについて語っていただきます。

【ゲストスピーカー(登壇順)】
大室 悦賀氏  (京都市ソーシャルイノベーション研究所 所長/長野県立大学 グローバルマネジメント学部 教授・ソーシャルイノベーション創出センター長/京都産業大学 兼任講師)
河口 真理子氏 (株式会社大和総研 主任研究員/グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 理事/日本サステナブル投資フォーラム 共同代表理事)
今井 紀明氏  (NPO法人D×P(ディーピー)代表)
平田 オリザ氏 (劇作家・演出家・青年団 主宰 こまばアゴラ劇場芸術総監督・城崎国際アートセンター芸術監督)
吉田 光一氏  (株式会社フラットエージェンシー 取締役会長)

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Ⅱ.イノベーションにつながる視座を学ぶ

ソーシャルイノベーターの話を通じて、社会的な課題を「俯瞰」し、「因数分解」をしていきます。
それぞれの課題の原因は一つではなく、「えっ、こんなことも?」と思うような事象が原因につながっている場合もあり、また、それらは複雑に絡み合っています。塾生同士のワークショップでそれらの視座を養います。

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Ⅲ.社会課題とビジネスがつながる視点を養う-塾生のマイプロジェクトにとりくむ

塾生それぞれが持ち寄った自身のビジネス・活動上での課題を全員で見つめることで、「課題を俯瞰する」「課題の本質をつかむ」「課題とビジネスと結びつける」ための視点を養います。因数分解から導き出された社会的な課題とビジネスを結びつけるため、塾生の課題を分解し、その本質を見極められるよう、課題の「シャープ化」を図ります。

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Ⅳ.ソーシャルチェンジに挑戦する

Ⅰ~Ⅲまでで養った力で、シャープになった自身の課題に挑戦し、実践的な力を身に付けます。幕末の「松下村塾」のように、塾が塾生にとってのホームとなり、試行錯誤できる場となり、シャープかつ本質的になった課題に塾生それぞれが取り組む中で起こってくるトライ&エラーを検証し、より効果的なアプローチを塾全体で議論します。
塾生の皆さんには、卒塾後も、イノベーション・キュレーター塾卒塾生として、各々のフィールドでご活躍いただきつつ、当研究所の事業と連携いただいています。
同期生、第1期~第3期卒塾生との交流により、インスパイアしあえる仲間づくりや、イノベーションを起こそうという人脈を築くためのネットワークづくりを行います。

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自分の組織を、社会を変えたい。
イノベーションを生み出したいと思っておられる方のご応募をお待ちしています!


■イノベーション・キュレーター塾 塾長紹介
髙津玉枝氏(株式会社福市 代表取締役)

塾長プロフィール写真 スペースつき

大学卒業後、富士ゼロックスに入社。その後雑貨商社に転職。1991年に売り場をプロデュースするマーケティング会社を設立。1990年代後半にフェアトレードの概念に出会い、2006年に「持続可能な世の中に向けて行動する人を増やすこと」をミッションに、株式会社福市を設立。世界中からフェアトレード商品を集めたセレクトショップ『Love&sense』を、百貨店などの商業施設でイベント展開。2012年に阪急百貨店うめだ本店に出店。新しいライフスタイルを発信中。東日本大震災後に、手仕事で支援するプロジェクト「EAST LOOP」を立ち上げる。
地元の自立のために事業を東北に移管。経産省・復興庁から事業を受託。2015年よりイノベーション・キュレーター塾の塾長を務める。


■塾長挨拶

はじめまして。

このたび塾長を務めさせていただきます髙津玉枝(タカツタマエ)と申します。イノベーション・キュレーター塾に関心を持っていただき、ありがとうございます。

「キュレーター」

『学芸員』という従来の意味だけではなく、最近では、「無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有する人」(「キュレーションの時代「つながり」の情報革命が始まる」 佐々木俊尚著)と定義され、注目を集めています。

大量生産・大量消費のビジネスモデルが終焉を迎え、グローバル化への対応が迫られる昨今、企業は持続可能なビジネスモデルを模索しています。同時に、少子高齢化、貧困格差、コミュニティの崩壊の危機が叫ばれる日本だけでなく、世界には環境・貧困・差別・紛争等、社会的な課題があふれ、SDGsを切り口に、多様な取り組みが始まっています。

新たな価値、多様な価値を「無数の情報の海から探し、それを共有していくこと」、まさに今の時代に求められていることと思います。そして、「新たな意味を与え」ビジネスに実装し、イノベーションを起こすことができれば、社会は持続可能となり、企業本来の存在意義を取り戻すことができるのではないでしょうか。

塾の前期では、すでに社会的な課題とビジネスをつなげて成功をおさめ、注目を集めているゲストスピーカーをお招きして、私とのセッションで、さまざまなヒントを見つけたいと思っています。

後期では、前期の学びをもとに、自らのプロジェクトの実践にむけて塾生同志がブラッシュアップし、学び合う場を通じて、「イノベーション・キュレーター」となるための、視座を身に付けていただけたらと企画しています。

多くの企業が、次のビジネスモデルを模索している昨今、イノベーションを起こせるキュレーターが必要とされる時代がもう始まっています。

私が伝えられること、ゲストスピーカーを通じて伝えること、そして塾生同志で学び合うこと。「素晴らしい学びの場」を、皆さんと共に作っていきましょう。

持続可能な社会を目指す「四方よし」のビジネスの支援者「イノベーション・キュレーター」にひとりでも多くの方になっていただき、活躍してほしいと願っています。

 

株式会社福市
代表取締役 髙津玉枝

 


■募集要項

定員:15名
対象:
□ 企業・NPO等の支援業務に携わっている方、金融業界・ファンドなどで他社への融資・コンサル業務に携わっている方、行政職員、士業の方など、支援業務を行っている方。
□ 事業者、または組織内において、新規事業や社内ベンチャーの立ち上げに関わっている方や、経営戦略を立案・実践している方、又は今後実践する方
□ 原則、前期全6 回通して参加できる方。※やむを得ない場合はご相談下さい。
□ 後期(来年度4 月以降全4 回)に参加する意思のある方(後期では実践を通じての学びを行います。)

日時:2018.09.15 / 10.27 / 11.17 / 12.15 / 2019.01.26 / 02.23 ※いずれも土曜日 13~17時

会場:
□ 学び場とびら https://www.facebook.com/tobirakyoto/ など京都市内で開催
京都市下京区室町通綾小路上る鶏鉾町480番地オフィスワン四条烏丸13階
京都市営地下鉄「四条駅」・阪急京都線「烏丸駅」より徒歩1分

受講料:前期12万円/後期6万円(税別)※分割払い可。お問合せください。

募集期間:2018年6月1日(金)~2018年7月31日(火)

申し込み方法:
下記応募フォーマット(計4ページ)をダウンロードいただき、 ①名前 ②年齢 ③所属 ④連絡先 ⑤今携わっている業務 ⑥この塾を知ったきっかけ、を明記のうえ、 「志望動機(400文字程度)」と「自分が実現したい未来と、解決したい課題とについて(A4用紙1枚程度)」をお書きいただき、 silk[at]astem.or.jp(※[at]を@にに置き換え)までお送りください。 書類選考にて合否を判断し、8月上旬にご連絡いたします。

応募フォーマット:ダウンロードはこちらから

※当財団の「個人情報の取扱に関するプライバシーポリシー」はこちらをご覧ください。


■ご応募・お問合せ先

京都市ソーシャルイノベーション研究所
(公益財団法人京都高度技術研究所内)
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町134番地
TEL:075-366-5527/FAX:075-366-5529
E-Mail: silk[at]astem.or.jp (※[at]を@に置き換えてお送りください。)
担当:山中、川勝


■キュレーター塾の説明会も兼ねたイベントを開催します!

[満席]7月12日(木)19時~21時15分@メルパルク京都 4階 研修室3 [定員30名]
「SDGsワークショップを通して考える「四方良し社会」のつくり方」

■塾説明会を開催します
[終了]7月3日(火)19時~20時半@ナレッジサロン(グランフロント大阪)[定員10名] ※詳細
[残席あり]7月18日(水)19時~20時半@キャンパスプラザ京都 2階和室[定員10名] ※詳細

■第3期生インタビューはこちらから
○株式会社GSユアサ 島田順一さん
○株式会社エル・ティー・エス 小笠原知広さん
○株式会社夢びと 中田俊さん(税理士・学び場とびら主宰)

■第2期生インタビューはこちらから
○山城茅葺株式会社・中小企業診断士 石井規雄さん
○京都生協協同組合 伊倉真弓さん
○ワークライフバランスコンサルタント瀧井智美さん

■卒業後しても、塾生のチャレンジは続きます!
【レポート】より良い未来への実践を共有する。「イノベーション・キュレーター塾」卒業生たちが、夜な夜な集まる「実践研究会」に潜入!


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