INTERVIEW
Jul 6.2018

株式会社夢びと 中田俊さんーイノベーション・キュレーター塾生インタビュー

現在、第4期生を募集中のイノベーション・キュレーター塾。

こちらでは、第3期生へのインタビューにより、塾の魅力と、塾生のみなさんに起こった変化についてご紹介します。

第3回目のインタビューは、株式会社夢びとの中田俊さんにお話をお聞きしました。

いい地球を残したいという思いで、教育事業やオープンスペースを運営されています。塾での学びを通じて、多様な人達との繋がりができ、自分の視野が広がったそうです。

中田さんのインタビューを読んで、未来への一歩をイノベーション・キュレーター塾で踏み出しませんか?

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株式会社夢びと 中田俊さんーイノベーション・キュレーター塾生インタビュー

手に持っているのはスウェーデンで購入した「小さな地球」です。密封したビンの中で、水や空気が循環しており、新しい命が芽生えてきています。

株式会社夢びとを経営している中田さん。企業経営をしながら、税理士として税理士事務所の経営もされています。まず中田さんのこれまでを振り返ります。

20代の頃は、一浪して大学には入ったものの、大学にはちっとも行かず、単位が足りずに中退しました。サラリーマンには絶対なりたくなく、弁当配達のアルバイトからスタートしました。そして、アルバイト先の顧問税理士を通し、税理士という職業を知ります。税理士の勉強をしながら、京都の税理士事務所に就職しました。事務所の社長の勧めで、年間200冊ほどの本を読むようになり、人生を変えた一冊『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司著)と出逢うのです。

『税理士として、関係者全ての人を幸せにする会社を応援したい』という気持ちが湧き上がり、晴れて税理士になったのですが、現実はトントン拍子にはいきませんでした。独立を決意してから本格的に営業を開始するまで、約1年半かけて全国を訪ね歩き、会った経営者は200人以上。2012年、税理士事務所の営業をスタートしました。表裏なく、すべての人を大切にする経営は顧客に支持され、税理士事務所の経営は順調に軌道に乗っていきました。「いい会社」の成功事例をいろんな経営者にも知ってほしいと、いい会社訪問見学会をスタートさせ、その事業の拡大に伴い、2015年12月に「株式会社夢びと」を設立しました。

夢びとでは、社員や顧客企業、取引先など垣根なく、様々な出逢いの機会を提供しています。

■塾に参加したきっかけ「直感でおもしろそうだと思ったから」

石井: 今どんな仕事をされていますか?

中田: 経営者向けの勉強会の開催や、日本のいい会社や世界のSDGs企業の視察訪問、税理士事務所の経営、今年4月から「本物に出逢う」「生き方、働き方について考えてみる」「自ら、仲間と一緒にやってみる」の3つを大切に、一緒に作り上げていくオープンスペース学び場「とびら」を運営しています。昨年、アフリカやカンボジアを現地視察したのですが、SDGsや貧困支援をしている友人をみて、自分ももっとやらないといけないなと感じました。自社をいい会社にするだけでなく、世の中にいい影響を与える取り組みを広めていきたいと思い、とびらをオープンしました。

石井: 塾に参加したきっかけを教えていただけますか?

中田: Facebookでイノベーション・キュレーター塾の塾生募集を知りました。塾生の募集案内を見て、直感でおもしろそうだなと思い、応募しました。持続可能な取組をしていきたいと考えているのですが、塾のプログラムが自分の考えとも合うなと感じていました。また、SILKの提携パートナーのなかに、当社の勉強会に講師で来て頂いている企業も多く、きっとおもしろい塾なのだろうなと共感したのがきっかけです。

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■塾での気づき・入塾して「自分の考え方や視野が広がった」

石井: 実際に入塾してみて、様々な分野のゲストから話を聞いてどうでしたか?

中田: 一番印象的だったのが、多様な人達が集まってるなという点です。当社は経営者向けの塾を運営しているので、受講者は企業経営者が多いのですが、イノベーション・キュレーター塾の受講者は、上場会社の会社員や金融機関の行員、公務員等さまざまで、企業家の視点とは違う切り口で意見が出てくるのが興味深かったです。
ゲスト講師の話でも、様々な分野の講師の話が聞けて良かったです。例えば、平田オリザさんや大和総研の河口真理子さんは目指している世界観は同じようなものを感じたのですが、その為に取り組んでいる場所が自分とはまったく違って新鮮でした。

石井: 実際にお話を聞いて、ご自身の意識や行動に変化がありましたか?

中田: 様々な分野の方にお会いして、視野が広がったと感じています。これまでは経営者との繋がりが多かったのですが、これまで接点がなかった人と繋がって、新しい取組も始まっています。

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石井: 今の中田さんのマイプロジェクトは何でしょうか?

中田: 「とびら」のコンセプトでもあるのですが、自分のエネルギーを「いい地球」を残すことに注ぎたいと思っています。様々な人が社会的課題に取り組んでいますが、一昨年ぐらいから考えていて行き着いたのが、「教育」です。教育によって生き方や選択も変わってくると思いますし、子供の教育も含めて「いい地球」に繋がるような教育事業をやりたいと思っており、その一環で「とびら」の運営を始めました。

石井: 中田さんは想いを形にする行動家ですね。

中田: まず自分で動いたほうが早いというのはありますが、動かないと誰かがやってくれるわけでもないので、会社員時代も人に喜んでもらうためにはどうすればよいかを考えて動く習慣があったのだと思います。独立した時は、お客さんもおらず、机に電話があるだけの状態でした。待ってても何も起こらないという考えに行き着き、まずは行動しようと思うようになりました。

■今後の挑戦・実現したい未来「教育事業を通じて、いい地球を残したい」

石井: 塾を通じて多くの気づきを得て、新たな行動につながっているのですね。そんな中田さんの今後の挑戦は何ですか?

中田: 先進国では壁ができて、しんどい時ほど孤立する。教育事業を通じて壁を解消する取組をしていき、いい地球を残していきたいです。毎朝、朝礼を1時間しているのですが、対話を通じてお互いが分かり合えれば、協力していく関係が築けるようになりました。今は社外の方も混じって一緒に朝礼を行っています。社会課題も一人では解決できなくても、課題をお互い持ち寄って、みんなでフォローすることで解決できることがあると思いますし、そういった場作りをしていきたいです。社会課題を生んでいる根っこにあるものを解決していきたいです。

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■おすすめしたい人「人種や世代が違う多様な人達に来てほしい」

石井: これからの挑戦が楽しみですね!第4期イノベーション・キュレーター塾の募集が開始しましたが、どんな人に塾をおすすめしたいですか?

中田: 外国人や子供、学生に勧めたいです。先週、スウェーデンに行ってきて、200カ国以上の人が住む人口30万人ほどの都市に行ってきたのですが、そこから世界的な有名な企業が生まれてきたりしています。多様な人が集まってきて、お互い分かり合えないところからスタートして、一緒に何かを作っていく過程で、いろんなアイデアが生まれたりしている場を見てきました。イノベーション・キュレーター塾も職業は多様な人が集まっていますが、人種や世代が違う人達が集まってくると、もっとおもしろいだろうなと思います。うちの子どもも中学生くらいになったら通わせたいです。


    photo:中田俊さん
    中田俊さん
    株式会社夢びと しゃちょー/ イノベーション・キュレーター塾 第三期生

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