INTERVIEW
Jun 26.2018

株式会社エル・ティー・エス 小笠原知広さんーイノベーション・キュレーター塾生インタビュー

現在、第4期生を募集中のイノベーション・キュレーター塾。

こちらでは、第3期生へのインタビューにより、塾の魅力と、塾生のみなさんに起こった変化についてご紹介します。

第2回目のインタビューは、株式会社エル・ティー・エスのビジネスコンサルティング本部で仕事をされている小笠原知広さんにお話をお聞きしました。

この塾で学ぶことで、これまで漠然としていた自分のやりたいことが明確になり、様々な講師の話を聞いて考え方が変わっていったそうです。

自分らしい生き方って何?と悩んでいる方、新しいチャレンジをしていきたい方。小笠原さんのインタビューを読んで、未来への一歩をイノベーション・キュレーター塾で踏み出しませんか?

イノベーション・キュレーター塾についてはこちらから!

株式会社エル・ティー・エス 小笠原知広さんーイノベーション・キュレーター塾生インタビュー

■塾に参加したきっかけ「社会的課題に関心のある人との繋がりを作りたかったから」

石井: 今どんな仕事をされていますか?

小笠原: コンサルティング会社に在籍しながら、業務コンサルティングの仕事をしています。今は、ある製造業のクライアント先で、工場や製造ラインによって製品を生産するプロセスが異なっている課題に対して、業務の見える化を行い、標準化を進めるご支援をしています。

石井: 塾に参加したきっかけを教えていただけますか?

小笠原: 前職がNPO法人、前々職が公益財団法人に勤めていたこともあり、もともと社会課題やソーシャルビジネスに興味・関心がありました。何かを改めて学ぼうということではなかったのですが、私と同じように社会的課題に関心のある人との繋がりを作りたくて入塾しました。

1

■塾での気づき・入塾して「生きる上で重要な視点に気付くことができた」

石井: 実際に入塾してみて、様々な分野のゲストから話を聞いてどうでしたか?

小笠原: ゲストの皆さん、それぞれ特徴的なお話が多かったので、一概には言えないのですが、印象に残っているのが最初の大室先生のお話です。「コラボレーションをすることよりも、個の力を高めることが大事」など、字面だけを眺めると誤解してしまいそうですが、生きる上での重要なことをいくつも示唆されていました。私自身も考えていたことだったので、すんなりと腑に落ち、理解できるのと同時に、それを言語化されていることに大室先生のすごさを感じました。また、2回目のゲストだった河口さんのお話も印象深かったです。私たちは所属している組織(企業など)の中に入って物事を見ています。それを潜水艦と例えられており、そこに慣れてしまえば、そこから出ることも、世界で何が起きているのかも一側面的でしか見えなくなります。また、ESG投資やSDGsの話は恥ずかしながら今まで耳にしたことがなく、世の中の動きを知ることができたのも良かったです。

石井: 実際にお話を聞いて、ご自身の意識や行動に変化がありましたか?

小笠原: 意識が変わったと言うよりも、自分の今まで考えていたことが間違ってはいなかったという印象を持ちました。もともと東京で働いていて、自分のやりたいことはなんだろうと考えたときに、「大学時代を過ごした京都で生活したい」という思いがあり、社長と話をしました。当時、会社としては関西にオフィスを構えておらず、関西を重点エリアにしてはいなかったのですが、これを機に関西オフィスを立ち上げつつ、京都移住という自分の思いを実現させてきました。ただ、このような自分の思いを実際の行動につなげ、加えて会社を巻き込むということは、あまり聞いたことはありません。今回、塾でのお話を聞く中で、私自身の考えや行動がこれからの社会の中では必要なのでは、と考えるようになりました。

石井: 今の小笠原さんのマイプロジェクトは何でしょうか?

小笠原: 私のマイプロジェクトは明確になっているわけではないですが、「良い会社が集まる地域づくり」を進めていきたいと考えています。私自身、中小企業診断士の資格を持っていますが、それをまだ活かすことができていません。中小企業の経営支援をしていく中で、「企業が良くなれば、地域が良くなり、地域全体が魅力的になっていく」ように貢献したいと考えています。

石井: 小笠原さんが考える良い会社とは具体的に何でしょうか?

小笠原: このキュレーター塾で学んだことでもありますが、まずは社会問題を発生させない会社であることです。社会問題を解決する以前に社会問題を発生させない、サーキュラー・エコノミーの考えを具現化している会社です。そして、堅実に努力し、地域から注目を集められるような会社も良い会社であると思います。また、最近の働き方改革ではありませんが、多様な人が働ける環境や、ただ与えられたことに反応して働くだけでなく楽しさも含めて良い時間を過ごせる場を提供できる会社も良い会社だと考えています。

石井: マイプロジェクトは入塾当時から変化がありましたか?

小笠原: 入塾当時のマイプロジェクトは漠然としていました。ただ、社会問題を解決するソーシャルビジネスをやっていきたいというもので、流行りに乗っていた部分もあります。当初考えていたことは、東京に、人から仕事(経済)からありとあらゆるものが一極集中していることに違和感があり、その一極集中があるからこそ、地方との経済格差であったり、待機児童問題であったり、様々な弊害が生まれてきていると考えていました。東京の一極集中が解消されれば、いくつか問題は解決につながっていくのではないかな、という漠然としたものでしかありませんでした。

石井: マイプロジェクトが変わっていったきっかけはありましたか?

小笠原: 私自身のストロングルーツを深掘りして、またキュレーター塾でのお話を受けて、マイプロジェクトが少しずつ変わっていきました。ただ漠然とソーシャルビジネスをしたい、東京一極集中を解消したいと考えていたのですが、私自身のルーツを探っていくと、東京一極集中を解消したいというのは私の求めているものと違う、ということに気付きました。私の生まれ故郷では電車が廃線になり、商店街がシャッター通りになり、絵に描いたように地方が衰退していっています。それでも、私自身は故郷、というか地方が好きなわけで、なぜ好きかというとそこに住む人がいて、その街を好きだといっている人がいて、その街を良くしていこうとしている人がいるから、良い地域・人が集まる地域をつくっていきたいと考えるようになりました。物事を俯瞰して捉えることで、異なる視点から見つめることができるようになりました。

7

 ■今後の挑戦・実現したい未来「良い会社が集まる地域づくり」

石井: 塾を通じて多くの気づきを得て、新たな行動につながっているのですね。そんな小笠原さんの今後の挑戦は何ですか?

小笠原: 私自身が、市民活動であったり、町内会の活動であったり、そういうのに参加するタイプではない(と思う)ので、ビジネスとして地域づくりをしていきたいと考えています。コンサルタント、中小企業診断士という役目を果たすためにも、地方経済を支えている中小企業支援ができないかと模索中です。今後は、中堅中小企業との繋がりをつくり、良い会社が集まる地域にしていきたいと思っています。

3

■おすすめしたい人「今の生き方でも良いかなと思っている人」

石井: これからの挑戦が楽しみですね!第4期イノベーション・キュレーター塾の募集が開始しましたが、どんな人に塾をおすすめしたいですか?

小笠原: ただ何となく生きている人、今の生き方でも良いかなと思っている人に受けていただきたいと考えています。キュレーター塾では、自分の進むべき道や考え方、ひいては生き方について考えるきっかけになりました。振り返ってみると私自身もそうなのですが、一度立ち止まって自分の生き方を考え直すきっかけになると思っています。


    photo:小笠原知広さん
    小笠原知広さん
    中小企業診断士 / 株式会社エル・ティー・エス ビジネスコンサルティング本部 関西オフィス/ イノベーション・キュレーター塾 第三期生

    SOCIAL NETWORK

    SILKのソーシャルアカウント

    • 京の企業「働き方改革チャレンジプログラム」
    • イノベーション・キュレーター塾
    • これからの1000年を紡ぐ企業認定
    • メールマガジン
    • KYOTO SOCIAL PRODUCT MAP