これまでSILKは「京都市ソーシャルプロダクトMAP」をはじめ、社会的事業者の調査・研究を行ってきました。そんな中、2022年度から事業相談会を通じて持続可能な観光への関わりが生まれます。新しい観光のあり方の調査や地域企業への紹介など、発行元であるJTB京都支店の取組への支援を進めてきました。

オーバーツーリズムの問題、そしてコロナ禍……京都の観光に関わる事業者は、この数年たいへんな苦境に立たされました。このピンチをチャンスに変えるサポートができるよう、これからも持続可能な観光への支援を継続していきたいと思います。

このまちを愛する私たちと、このまちを愛してくれる観光客。

同じ思いを持っていても、
生活する人と観光する人の間には、目に見えない壁がある。

その壁を作ってきたのは、
私たちが今まで提供してきた“ 旅”のあり方なのかもしれない。

1000年を超える悠久の歴史の中で、
このまちで人々の知恵と創造が交わり、文化が発展し、街が栄えた。

そして今、これまでの“ 旅”を見直して、観光の新しい価値を創りはじめた人たちがいる。

京都で暮らす人、働く人、そして観光に関わる全ての人に問いかけたい。
京都が京都であり続けるために、いま私たちに何ができるのだろう？

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発行：JTB京都支社
調査：京都観光モラルを推進する会
藤本 直樹（株式会社JTB）/ 西澤 徹生（SIGHTS KYOTO）/ 市川 智也（株式会社京都春秋）/ 福田 千恵子（一般社団法人CHIE-NO-WA）/ 堀江 卓也（京都市観光協会）/ 本山 喜之（株式会社ビオスタイル）/ 今津 新之助（SOCIAL WORKERS LAB）/ 前田 展広（SILK）
協力：京都市ソーシャルイノベーション研究所（SILK）/ 一般社団法人リリース / 京都市観光協会

京都観光モラル
https://www.moral.kyokanko.or.jp/

※「Sustainable Tourism KYOTO -消費する観光から、文化の発展につながる観光へ-」の発行について
本事業は国土交通省近畿運輸局による「持続可能な観光に資する取組の見える化の推進事業」として、京都市及び京都市観光協会が推進する京都観光モラルの取組を、株式会社JTB京都支店が受託実施されています。

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