INTERVIEW
Aug 5.2021

矢野 喜樹さんーイノベーション・キュレーター塾生インタビュー

まもなく、7期生を募集開始するイノベーション・キュレーター塾。
今回も前回(2021.8.3)に続き、一昨年卒塾された4期生のインタビューです。塾の魅力と塾生の皆さんの卒塾後の今、についてご紹介します。

矢野喜樹さんには、卒塾後に、第6期生のサポーター(塾生のフォロー等をする卒塾生)としてもご協力をいただきました。入塾されてから、塾生に起こった変化、そして卒塾後の今に至るまで、そして矢野さんご自身の思い描いているつくりたい未来について語っていただきました。

矢野 喜樹さんーイノベーション・キュレーター塾生インタビュー

Q: なぜ、イノベーション・キュレーター塾に参加しようと思われたのですか?

矢野: 社会人のキャリアはエンジニアとしてスタートしたのですが、30代からは新規事業に多く関わってきました。その中でなかなかうまく事業化できないケースも多く、どうすれば、新規事業を生み出す環境・土壌が作れるのか、といったテーマでずっとモヤモヤしていました。そんな時、ネットで情報検索している中でイノベーション・キュレーター塾を見つけ、これだ!と直感して申し込んだのがきっかけです。

Q: 塾期間中に,取り組まれたマイプロジェクトの内容と,そこに込められた思いは?

矢野: 社内で新しいことにチャレンジするコミュニティを立ち上げることをマイプロジェクトとしました。既存のピラミッド組織の中では、新しいことへのチャレンジを提案してもなかなか上司に受け入れてもらえないことが多く、既存の組織とは別の受け皿が必要だと考えました。また、新規事業は個人の想いを起点にしないと、事業化までやり遂げるのが難しいのではないかと感じていたこともあります。

Q: イノベーション・キュレーター塾を受講する中で,どんな気づきがありましたか。また,その気づきにより、当初想定していたマイプロジェクトは現在どのように変化しましたか?

矢野: ストロングルーツに立ち返ることで、一人一人の個性や想いを尊重したいという、自らの根源的な志向に気付くことができました。それは小さなイノベーションかもしれないですが、誰もが個性や想いを起点にしたイノベーションが起こせるはずだと考えています。また、後半のゲストスピーカーの小野さん(小野眞司氏、一般社団法人Weave 代表理事/一般社団法人ワークデザインラボ パートナー)が同じような社内でのコミュニティ活動をされており、コミュニティからプロジェクトへ、プロジェクトからビジネスへというコンセプトを提示されたのを見て感銘を受けました。まさに自分の考えていたイメージが言語化されていて、鳥肌が立つ思いをしたのを覚えています。

Q: 卒塾後2年たちましたが、現在の取組についてご紹介お願いします。

矢野: 実はマイプロジェクトの取組を実際に開始したのは卒塾後でした。卒塾式で取組に着手することを宣言して、ようやくお尻に火が付いたといいますか(笑)。まずは社内で新しいことにチャレンジできる環境を作りたいとの想いで、イノベーション部という部活を立ち上げました。部活なので、あくまで非公式の活動なのですが、有志メンバーで自主的に活動しています。各自の想いを自由に話しあったり、社外で同様の活動をしている方と意見交換をしたりするほか、直近ではコロナ禍での新規事業のアイデア出しを行ってプロトタイピングから実際の販売に繋がった例も出てきました。

(金銀糸製造が生業、自社のイノベーション部での取組に端を発したプロジェクトで製品化したマスク。製品詳細はこちら(販売サイトが開きます)。)

Q: これからどんな未来を実現したいと思っていますか?

矢野: 小さなイノベーションでも、誰もが個性や想いを起点にしたイノベーションが起こせる社会になれば、一人一人がイキイキと自分らしく生きることができる、そして、そのイノベーションで社会もより良くなっていくのではないかと考えています。まずは社内からですが、いずれはスケールアップしていきたいですね。

Q: イノベーション・キュレーター塾ならではのおすすめポイントは何ですか?

矢野: 「自分と向き合える環境」でしょうか。塾長やスタッフの方々もまさに「誰一人取り残さない」の精神で、一人一人の課題やモヤモヤに向き合ってくれます。また、同期との繋がりはもちろんのこと、現在100人を超えるまでになった卒塾生のコミュニティは素晴らしいと思います。職種や年齢も幅広く、いわゆる「オモロイ」人がいっぱいいますので、可能性に満ち溢れていますね。

Q: どんな人にイノベーション・キュレーター塾の受講を勧めたいですか?

矢野: 働いている中で何らかの課題を抱えていて、ある種「真面目に」モヤモヤしている人には勧めたいですね。SDGsで取り上げられるような、いわゆる社会課題でなくてもいいのです。自分ならではの課題に深く取り組むことによって周りを巻き込んでいけば、それが結果的にSocialな活動になるはずですので。塾を経験することで視野や世界が大きく拡がり、課題解決への一歩をきっと踏み出せるようになると思います。

第7期イノベーション・キュレーター塾のプログラム(2021年11月開講予定)についてはこちら

ご関心のある方、お問い合わせはお気軽にSILKまでご連絡ください。
E-mail: silk[at]astem.or.jp (※[at]を@に置き換えてお送りください。)

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photo:矢野 喜樹
矢野 喜樹
製造メーカー勤務
イノベーション・キュレーター塾4期生

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