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Oct 20.2015

株式会社寺田本家 2015年12月4日(金)~5日(土)*宿泊 【締切ました】

株式会社寺田本家 2015年12月4日(金)~5日(土)*宿泊 【締切ました】

 

ソーシャル・イノベーション実践の現場から、その特徴をつかむ
あらゆるステイクホルダーを生かす経営とは何か
 ~心を込めた自然酒づくりで発酵の里づくり~

 

伝統ある酒蔵、株式会社寺田本家(千葉県)への宿泊を含んだ「社会(化)見学」です。

寺田本家のお酒は、無農薬、無添加であることはもちろん、「いろんな菌が存在し、その調和によって発酵が進む」という考え方のもと、多様性を受容した発酵場で、お酒の全量を昔ながらの生もと造りでつくっています。その考え方は発酵を軸としたまちづくり「発酵の里 こうざき」にもつながっています。

今回のツアーでは、寺田本家周辺のエコシステムも体感いただける内容となっています。

<日 時> 2015年12月4日(金)~5日(土)

<視察先>
株式会社寺田本家 (千葉県香取郡神崎町)
代表取締役 寺田  氏

*寺田優氏 Profile
1973年大阪府堺市生まれ。学生時代より世界各地を放浪。
大学卒業後、動物番組制作のカメラマンとして活動。2003年に千葉で330年続く蔵元「寺田本家」に婿入りし、発酵の素晴らしさに魅せられ酒造りの修行を始める。2012年に24代目の当主となる。
2008年からは、千葉県一小さな町・神崎を、発酵の力で元気にすべく、「こうざき発酵の里協議会」の代表世話人も務めている。夫婦で出した著書『麹・甘酒・酒粕の発酵ごはん』(2013年 PHP研究所)もある。

<コーディネーター>
京都市ソーシャルイノベーション研究所所長
京都産業大学経営学部 教授 大室 悦賀 氏

*Profile
社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・ビジネスをベースに、NPOなどのサードセクター、企業セクター、行政セクターの3つのセクターを研究対象として、全国各地を飛び回り、アドバイスや講演を行っている。
著書:『ソーシャル・イノベーション』『ソーシャル・ビジネス:地域の課題をビジネスで解決する』『ケースに学ぶソーシャル・マネジメント』『ソーシャル・エンタープライズ』『NPOと事業』など。

<ファシリテーター>

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home 但馬  氏

*Profile
アパレル企業に勤めながら、欲しい未来を創りたいNPOやソーシャルビジネスを展開する人々が集う「ホーム」という活動を毎月実施。 「ビジネスで引き起こされた問題はビジネスによって解決できる」という想いを信条に、専門分野であるダイレクトマーケティングでの経験を基に、NPOやソーシャルビジネスを営む企業の支援を、個別にまたは定期的な勉強会を通じて積極的に行っている。 愛されるか、必要とされる企業になること。そのためには、持っているメッセージを顧客に適切に伝え、より良い関係性を構築していくエンゲージメント戦略を立案/推進していくことを専門としている。

~但馬氏からのメッセージ~

ガイドを務める但馬です。今回の見どころをご紹介させていただきたいと思います。

千葉神崎町で24代続く寺田本家。使用するお米は全て無農薬で作り、無添加な製法で可能な限り昔と同じ手作業で造る日本酒には多くのファンがいて、年1回のお祭りである「お蔵フェスタ」には5万人もの来場者がくるほどです。

寺田本家の酒造りには、これからの企業の参考になることが沢山あります。原価の高い無農薬米を使い、昔ながらの手作業に積極的に転換していっています。味も季節やロッドによって異なりますし、味も一般的な日本酒とは大きく異なります。それにも関わらず、1年のうち数ヶ月は売り切れてしまい、購入できないほどの売れ行き。

昔からそうであったわけではありません。過去に規模や効率を求めた経営戦略野結果、大きな経営危機に陥った時期がありました。その後、現原点に立ち返り、着実に進んできたからこそ今の寺田本家があります。

寺田本家の魅力の一つに発酵場のつくりかたにあります。日本酒には菌の活躍が欠かせません。兎角、良い菌に目がいきがちですが、活躍しない菌や悪い菌も受け入れていく多様性への受容がないといいお酒はできないのです。それは組織や社会にも言えることではないでしょうか。

多様性を受け入れつつ、コアな寺田本家ファンを魅了し続ける日本酒をつくり続けるプロとしての姿勢。その点をぜひ皆様にみていただきたいと思っています。

1 日目はちょうど酒造りが始まっていますので、実際の現場をみながら、24代目当主寺田優さんに解説をお願いしながら、皆様との対話の場をつくっていきたいと思います。2日目は寺田本家がある神崎町を見学したいと思います。寺田本家と志を同じくする仲間の方々からお話をお伺いしつつ、2日目の最後にはまとめ の時間を再度とり、自らのなかにある明日へのヒントをつかんでいく、そんな2日間にしたいと思っています。

<行 程>
【1日目】
13:00 JR成田駅 現地集合~バスにて(株)寺田本家へ。
代表取締役 寺田優氏の案内で、酒造りの現場を見学。

夜   〔交流会〕 寺田本家の美味しいお酒、奥さまの寺田聡美さまの
手作りの発酵食品をいただきながら、参加者全員で対話を深めます。
その後、宿泊先へ移動・解散(20:30予定)
〔宿泊先〕 ホテル朋泉 (朝食付きシングルルーム利用)

【2日目】
午前中 寺田本家周辺のエコシステム※数か所を訪問見学。
新しい取り組みを積極的に進めている農家、地域資源を生かした場づくりを行っている「発酵古民家 と~じ舎」等

昼 参加者全員で学びの振り返りを行いながら昼食。
その後、バスでJR成田駅へ。

15:00頃 解散(時間は予定)

※エコシステム・・・複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かしながら、開発業者・代理店・販売店・宣伝媒体、さらには消費者や社会を巻き込み、業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組み

 

<参加費> 23,000円
※上記交通費に含まれるもの:
JR成田駅からの往復バス代、保険代、宿泊代、食事代(1日目夕、2日目朝・昼)含む

<定 員> 20名 ※事前申込み、先着順

<お申し込み期限> 11月26日(木) ※定員になり次第、締め切り

<お申し込み方法>
以下のフォームよりお申し込みください。

申込フォーム

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