INTERVIEW
September 09.2017

SILK流!プレミアムフライデー インタビュー企画 【第7回目 粟坂太蔵さん(株式会社食一)】

ワークとライフをバリっと分けて、余暇を充実させるのも素敵ですが、イキイキできる好きなシゴトを通して人生を充実させ、充実した人生をまたシゴトに活かしていくことで、色とりどりの社会をつくる、という生き方をSILKは応援しています。

毎月のプレミアムフライデーに「ワークライフミックス」の生き方を考えるきっかけにしてもらえたらと思い、2017年2月より毎月、インタビュー記事を掲載しています。

第7回目は、「これからの1000年を紡ぐ企業認定」第一回認定企業であり、全国に向けて珍魚の流通を行っている株式会社食一の粟坂太蔵さんです。大学生の時に、食一の田中社長の講演に感動し、学生インターンとして食一に飛び込んだ粟坂さんが日ごろどんなことを大切にして働いておられるか、ぜひお読みください!

<SILK流!プレミアムフライデー企画主旨はこちらから>

 

SILK流!プレミアムフライデー インタビュー企画 【第7回目 粟坂太蔵さん(株式会社食一)】

Q: どんな仕事をされているか、簡単に教えてください。

粟坂: 全国、百数十か所の漁港と直接取引を行い、全国の飲食店へ産地直送の海産物を送っています。そのなかでも都市部ではなかなか流通しない、一般の方が見たこともないような旨い地魚を中心に取り扱い、飲食店様の目玉商品のメニューとして使っていただいています。他にも流通に乗りにくい魚の加工品を漁港と取り組むことによって、地魚の付加価値向上への取り組みも行っています。

私個人の仕事としては、主に仕入先の開拓とお客様への営業です。
その中でも特に弊社が大事にしているのが仕入先の開拓です。ここが食一の一番の強みであり、お金も時間も手間もかかりますが、ここをとても大事にしています。仕入先の開拓に関しては、全国の港を直接見て回り、その漁港の水揚げされる魚の種類や状態、水揚げの方法、そして取引していただける方がどんな方なのか…など、とにかく現場に足を運び、その漁港のことを知るようにします。特に弊社では珍しい魚を取り扱っていますが、これも百数十か所に及ぶ漁港さんと「直接取引」をしていることが大きな要因だと思います。漁業界には「ムラ社会」というのがあり、ただお金を積めば取引関係を築けるわけではなく、様々なしがらみがあります。その中で、現在の取引関係を結ぶのは大変な苦労がありましたが、漁師さんや漁業関係者の皆様との率直な対話によって築かれた信頼関係は弊社にとっての一番の財産になっています。

また営業ではお客様のところに直接足を運んで、次の企画の商談やこれからの時期にオススメの鮮魚や加工品などをご紹介させていただいています。これまでは産地開拓に時間をかけていたので、今後は営業の方に力をいれていきます。
常にどこかに飛び回っていますので、ほとんど事務所にいることはありません。笑

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Q: シゴトしている時と生活している時、共通して大切にしていることは何ですか?

粟坂: 「感謝の気持ち」を持つことです。
お客様に対して「感謝の気持ち」を持つことは当たり前なのですが、産地の方にも「魚を送っていただいてありがとうございます。」の気持ちを常に持つように心がけています。

現地に何度も足を運んでわかったことですが、現地の方が今の仕事の中から新たに我々のような業者に魚を送っていただくことは非常に大変なことです。そこを我々の想いに共感していただき、我々を信頼して魚を送っていただくので、感謝の気持ちしかありません。そういった想いをしっかりと相手に伝えることが、産地の方に「また魚を送ってあげたい」と思っていただける、大きな一歩になると思っています
日常生活においても、些細なことに対しても、常に「ありがとう」を言うように心がけています。それが実生活においても充実した環境になると思います。

Q: 仕事をしていて特にうれしいと思うときは?

粟坂:「ありがとう」の言葉をいただいた時です。
お客様から「ありがとう」の言葉をいただけた時は、自分が仕事を通じて提案した内容や姿勢を認めていただいたことになると思うので本当に嬉しく思います。日常の業務をミスなく行うことも大事ですが、相手のお客様のことを真摯に考えてもう一段階上の提案やサービスをして、喜んでいただけるように心がけています。

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また産地の方からも「魚が取れすぎてしまって、売ってくれないか?」と言われることがあります。そういったときは仲の良いお客様にどんどんご紹介していきます。そして実際にお客様からご注文をいただいて、販売できた際に産地の方から「本当に助かった。ありがとう」という言葉をいただけた際も本当に嬉しく思います。

お客様や産地の方に真摯に対応する姿勢が「ありがとう」の言葉につながり、それが信頼関係を構築していくことになると思っています。

Q:  仕事や人生を通じて実現したいことは何ですか?

粟坂:自分も含め、関わる人たちが「楽しく愉快に」と思える環境を作ることです。
食一では「食を通じて社会を愉快に」という理念を掲げています。お客様に満足していただくのは当たり前なのですが、漁師さんや漁業関係者の方にも儲けていただいて、バランスをとっていきたいのです。「愉快に」というのは、食一で働く私たちも、漁師さんも、漁業関係者の方も、お店に食べにきていただく皆様にも、「楽しく愉快に」やっていきたいということなのです。

これは自分の人生においても同じことです。家族や仲間、そしてこれから増えていく新しい仕事のメンバー全員が、「楽しく愉快に」人生を活き活きと過ごせる環境を作っていきたいと思っています。


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